走行性能について

ジムニーは悪路走行をするために車として作られてきているのですが、舗装路での走行、いわゆるオンロード走行のこともしっかりと考えて作られています。

基本的にはオフロード向きの車として、ラダーフレームやリジットサスペンション、路面に合わせてトランスファーを切り替える必要があるパートタイム4WDを備える車です。

それによってオフロードでの悪路走破性は文句のつけようがありません。

クロスカントリー競技ではジムニーのワンメイクレースかと思うぐらい、どのチームも悪路走破性が一番すぐれているジムニーを選ぶ形で参戦しているぐらいですので、悪路走破性は国産一優れた車だといっていいでしょう。

一方、オンロードでもかなり優れた性能を示します。

エンジンもほかの軽自動車と同じように660ccのDOHCターボエンジンを備え、64psを発生させています。

更にジムニーのエンジンは現在スズキが他の軽自動車につけているR06Aエンジンとは違う、ちょっと設計の古いK6A型エンジンが搭載されています。

このエンジンはエコブームが起こる前からあるエンジンでR06Aのように低燃費性能を考えて作られたものではなく、パワー重視で作られたエンジンなのです。

それによってエンジンの耐久性が高く、パワーの出方もトルクフルで、動力性能だけに関していえばR06Aよりは上の性能を持っているのです。

足回りもオフロード用のリジットとなっていますが、コイルスプリングを備えているので比較的乗り心地は良く、それでいてターボエンジン特有に胸をすくような加速力を楽しむことができるのです。

ただ、重心が高いのでやはりコーナーリングは厳しいものがあります。

これはオフロードマシンとして作られたジムニーにとっては一生払いのけることができないデメリットでしょう。