ラリー・モンゴリアについて

日本はあまりモータースポーツに積極的ではない国で、これにはモータースポーツ=暴走=悪という方程式がなかなか抜けないことが大きな原因になっているのです。

しかし、日本でも世界でもたくさんモータースポーツが行われているわけで自動車メーカーから参戦することもありますし、自動車メーカーがバックアップすることもあるのです。

今回、スズキのジムニーを使って参戦したのがラリー・モンゴリアというラリー競技、このラリーは、WRCなどのスピード重視のラリーではなく、一応タイムという概念はありますが、どちらかといえばパリ・ダカールラリーのような耐久性が問われるタイプのクロスカントリーラリーです。

ステージはモンゴルのウランバートルからスタートし、約10日後にまたウランバートルに戻ってくるコースで、ターマックといわれる舗装路からグラベルといわれる未舗装路、川の横断や砂漠地帯などありとあらゆるところを走るような設定となっています。

このラリーに勝つにはサーキットでのレースと違って走行性能だけ優れていればいいというものではありません。

10日間を走り切る耐久性、砂漠などでの悪路走破性、故障した時の整備性などいろいろな要素が必要になるのです。

そのラリーに参戦することになったジムニーはまさにうってつけの車です。

悪路走破性の高さは折り紙付きですが、比較的単純な構造を持つことから整備性や耐久性もよく、それでいてそれなりの動力性能を持っているのですから、まさにこういった競技に出場することがこの車の良さを活かすことになるのです。

クロスカントリー競技だけでなく、こういったスピードがある程度必要な競技にも出場するぐらいですからジムニーの潜在能力はかなり高いものと推測されます。